📝仮説検証
up: 📝仮説思考
仮説検証とは #
仮説検証の目的は学びである.
そして学びから得られるものは, 仮説の確度 と 新たな情報 である.
仮説の確度 #
仮説の確度 = 確からしさは 0 or 1 ではない.
i.e. 離散的ではなく連続的である.
検証を通して どの程度確からしいか を学ぶことができる.
ロジックツリーによる仮説検証 #
📝ロジックツリーは問題の分解図だが, このツリーを元にして優先順位に従って進めることで進捗管理みたいなこともできる.
- イシュー #1
- サブイシュー #1-1
- キークエッション #1-1
- ファクト
- キークエッション #1-1
- サブイシュー #1-2
- キークエッション #1-2
- ファクト
- ファクト
- キークエッション #1-2
- サブイシュー #1-3
- キークエッション #1-3
- ファクト
- キークエッション #1-3
- サブイシュー #1-1
例えば検証したい論点に対して GitHub Issueを立てるとか.
キークエッション #
YES/NOで答えれられる問いであり, これがNoならば仮説の見直しが必要.
学習棄却(アンラーニング) #
学んだことを一度忘れる. un-learning.
思い込みや信念をほぐして新たな学びへの準備を行うこと.
仮説検証の結果は, 思い込みや間違いを修正するきっかけと正しい仮説にたどり着くための情報を提示してくれる.
仮説検証の目的が学びであり, 仮説は大抵間違っているとすると, 仮説検証の目的は自分の仮説を否定して思い込みを捨てること = アンラーニングにあるといってもいい.
ref. 📝知的謙遜
仮説検証の成功と失敗 #
学びやアンラーンが少ない仮説検証が失敗である.
正しい仮説だと検証できなかったことが失敗ではない.
仮説があっているから成功ではない.
仮説検証の方法 #
- サーベイ/分析
- インタビュー/観察/議論
- 実験
仮説検証フレームワーク #
仮説検証学習サイクルを可視化するためのツール.
仮説検証学習サイクル=実験管理.
ジャベリンボード #
起業の科学で紹介されていたもののあまり情報がないな.
英語では Jabelin Experiment Boardという.
Experiment Report #
リーンスタートアップのとくにBMLに特化して可視化するためのフレームワーク. Zach Niesがまとめた.
日本語訳: リーンスタートアップのリフレーミング:Frame-Build-Measure-Learn(構成-構築-計測-学習) - UXploration
ポイントは BMLにFrame(構成)を加えたこと. Framing(構成)と Unframing(分解)を繰り返し、意味性を追加する.
Frame(構成)には課題の構成と実験の構成からなる. 課題の構成とは, まずなにを学ぶか or どのような課題を解決したいのか, という構成から始める.
実験の構成は, 背景, 仮説, 実験方法, 期待する計測結果を言語化する.
- 問いの設定. ユーザーはいるか?課題はあるか?
- アサンプションを洗い出す. 最もリスクの高い思い込みは?
- 仮説化する. 検証可能なものにする.
- 実験方法を考える. 開発せずに検証するにはどうすれば?
- 実験する, 試してみる.
- 結果を計測する.
- なにを学んだかを確認する.
- 繰り返す.
- refs.
- 仮説検証学習サイクルを可視化するツール「Experiment Board」
- 日本語訳と同じ人のmedium.
for Anki #
学習棄却とはなんですか? #
思い込みや信念をほぐして新たな学びへの準備を行うこと, アンラーン.